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保健指導の実施率は6.5%、メタボの約半数は早食い [協会けんぽ]
2010.03.12
初年度の実施率は低調
 全国健康保険協会(協会けんぽ)は3月10日に第18回全国健康保険協会運営委員会を開催し、平成20年度の特定保健指導実施率が6.5%と目標値26.3%に比べ低い結果になったことを明らかにした。特定健診の実施率は目標値54.4%に対し、29.2%だった。

 平成20年度の特定健診受診者数は356万4000人で、特定保健指導の対象者数は82万3000人だった。その内、初回面接実施者数は7万6000人、6ヶ月後の評価終了者数(特定保健指導実施率)は5万4000人(6.5%)だった。

 特定健診・特定保健指導制度では、医療保険者が納付する後期高齢者支援金について、特定健診・特定保健指導の実施率などに応じて加算・減算の調整が行われることになっている。支援金の加算・減算の措置は、平成25年度分から実施される。評価基準は、平成24年度のデータ(特定健診・特定保健指導の実施率、平成20年度と比較したメタボ減少率)を用いる。全国健康保険協会では、平成24年度の実施率の目標を特定健診70.0%、特定保健指導45.0%としている。

年度別の特定健診・特定保健指導の実施率(目標/実績)

「早食い」の人ほどメタボリスク高い
 健診データの分析も行った。対象は、平成20年度の1年間に協会けんぽ(政府管掌健康保険)に継続して加入した35歳以上の被保険者で、平成20年度の生活習慣病予防健診のデータを使用した。

 メタボリックシンドロームのリスクのある人の割合は、男性で平均16.5%、女性で平均2.8%だった。年齢階級別に見ると、男性の70歳以上が22.4%と最も高く、次いで60〜64歳(20.6%)、55〜59歳(20.3%)、65〜69歳(20.1%)、50〜54歳(19.1%)の順だった。女性も70歳以上が7.5%と最も高く、男女ともに年齢が上がるにつれ割合が高くなることがわかった。

 また、問診の際に食事の「食べる速度」を聞いたところ、メタボリックシンドロームのリスクのある人ほど食べる速度が男女ともに高かった。「食べる速度が速い」と答えたのは、男性・メタボリスクあり(45.8%)、メタボリスクなし(34.1%)。女性・メタボリスクあり(44.0%)、メタボリスクなし(30.4%)だった。

(左)年齢階級別メタボリスクのある人の割合 (右)早食いの人の割合(メタボリスクの有無別)

全国健康保険協会
 第18回全国健康保険協会運営委員会 資料

(Waka)
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