高野山と南紀で「糖尿病教育観光ツアー」
2008年8月26日 17:04
 和歌山県立医科大学観光医学講座などでつくるコンソーシアムが、今年9月と10月に予定している「健康体験ツアー」の参加者を募集している。

専門医や医療スタッフが同行する観光ツアー
 9月に実施する「世界遺産 高野山の旅」と10月に実施する「熊野古道 南紀の旅」は、糖尿病患者などを対象にしたツアー。糖尿病専門医、運動療法指導医、管理栄養士、看護師、学生ボランティアなどが同行し、安全に観光旅行を楽しめ、参加者ひとりひとりに合った運動指導と食事指導を受けられる内容になっている。

 観光をしながらウォーキングや健康セミナーなども行い、うちとけた雰囲気の中で参加者に糖尿病の知識を高めてもらえるよう、プログラムが用意されている。「高野山の旅」ではプロ卓球選手の四元奈生美さんがゲスト参加する。四元さんはスポーツ選手として活躍する一方で、テレビ番組「街道てくてく旅。四国八十八か所を行く」(NHK)などにも出演している。

糖尿病教育観光ツアー(2008年度)
(1) 世界遺産 高野山の旅
  2泊3日 9月19日(金)-21日(日) 詳細はこちら
(2) 熊野古道 南紀の旅
  4泊5日 10月7日(火)-11日(土) 詳細はこちら
申込・問合せ先
  中紀バス旅行 Tel.0120-889-873
* 「高野山の旅」の募集締切は8月29日。
情報掲載ページ
 企画をした和歌山県立医科大学 観光医学講座では、昨年10月にも糖尿病患者向けのツアー「紀州路満喫の旅」を実施した。「楽しい体験活動を通して予防と治療に取り組む意欲をいっそう高めてもらいたい」としている。

 「高野山」は2泊3日(1人3万9800円)と、「南紀」は4泊5日(同7万9800円)。いずれも名所の観光はもちろん、和歌山ならではの食材を使った料理、栄養士による食事教室、医師の指導による運動プログラム、セミナーや座談会などが盛りこまれている。最低催行人数は30人。

健康セミナーを開催 9月20日に高野山大で
 和歌山県立医大観光医学講座は9月20日(土)に、和歌山県高野町の高野山大学 松下講堂 黎明館で、一般向けの健康セミナー「グリコヘモグロビン認知向上運動 in 高野山」を開く。

 日本糖尿病協会理事でもある南條輝志男・和歌山県立医科大学学長が、糖尿病やメタボリックシンドロームの対策・予防に効果的なウォーキングについて講演。四元奈生美さんを招き、南條学長とウォーキングの魅力や生活習慣病の予防について対談する。

 会場の中から抽選で、四元さんとのラリー体験ができる「卓球体験コーナー」もある。参加無料で、午後1時から3時。問合せは同講座(Tel.073-441-0796)まで。

 和歌山県立医科大学観光医学講座は、観光と健康について医学的検討を行い、県の観光資源を活用し、「健康増進」と「癒し」に役立てていくための教育・研究活動を展開している。こうした試みは同大が県内の主要な医療機関と連携をもっていることから可能になった。

 体のハンディーや病気などの事情で「旅行がなかなかできない」という人を対象に、医療サービスを付加したモニター・ツアーを2006年より始めた。予防医学の観点からのツアー需要に対応し、商品企画開発も検討している。

和歌山県立医科大学観光医学講座

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