「高血圧で通院」男性は8.3ポイント増 国民生活基礎調査
2008年9月 9日 20:25
 厚生労働省は「2007年国民生活基礎調査(概況)」を9日に発表した。

 調査は昨年6月から7月に実施。通院や健康意識、健康診断の受診状況などについては、約28万8000世帯を対象に調査票を配り、約23万世帯が回答。所得や暮らし向きついては約3万6000世帯に調査票を配り、約2万4000世帯から回答を得た。

 主な内容は以下の通り――

  • 病院や診療所、はり、マッサージなどに通っている人の人口1000人当たりの割合を示す「通院者率」は、1986年から3年ごとに調査が行われており今回が8回目。47都道府県と政令市、東京23区を対象に実施した。

     通院している病気やけがの男女別の順位は以下の通りだった。

    男性−(1)高血圧症(84.6%、前回比8.3ポイント増)、(2)糖尿病(40.4%、同4.5ポイント増)、(3)歯の病気(39.0%)
    女性−(1)高血圧症(91.3%、同5.9ポイント増)、(2)腰痛症(54.2%、同2.5ポイント増)、(3)眼の病気(49.0%)

     全国平均は333.7人、男性 311.3人、女性 354.7人だった。男女合わせて最も多かったのは大阪市の女性で413.8人。次いで秋田県の女性(397.6人)、奈良県の女性(383.9人)、堺市の女性(383.2人)、名古屋市の女性(379.8人)、岩手県の女性と和歌山県の女性(378.7人)の順に多かった。

     最も少なかったのは沖縄県の男性で221.0人。次いで沖縄県の女性(254.8人)、福岡市の男性(260.8人)、広島市の男性(280.1人)、石川県の男性(284.1人)、鹿児島県の男性(286.4人)の順だった。

  • 過去1年間に健康診断や健康診査、人間ドックを受診した人は61.4%、受診しなかった人は34.5%だった。年齢階級別でみると、男女ともに45歳から54歳がもっとも高く、男性は74.6%、女性は62.6%だった。

     受診した機会は、男性は「職場における健診」が57.7%ともっとも多く、次いで「市区町村で行う健診」が22.1%、「人間ドック」が10.2%だった。女性は「市区町村で行う健診」が42.3%でもっとも多く、次いで「職場における健診」が37.5%、「人間ドック」が7.9%だった。

     健診や人間ドックの受診率を仕事の有無別にみると、「仕事あり」は69.4%、「仕事なし」は48.6%で、仕事をもっている人が受診率が高い傾向がみられた。受診しなかった理由は、「心配な時はいつでも医療機関を受診できるから」(30.6%)、次いで「時間がとれなかったから」(24.8%)が多かった。

  • 日常生活でのストレスや悩みが「ある」と答えた人の割合は、男性で43.8%、女性で52.2%とほぼ2人に1人に上った。年代別では「35〜44歳」が最多で56.4%、「45〜54歳」が54.7%、「55〜64歳」が45.9%だった。

     ストレスや悩みの主な原因は「自分の仕事」(35.1%)がもっとも多く、次いで「収入・家計・借金など」(29.8%)、「家族以外との人間関係」(18.3%)だった。

    平成19年 国民生活基礎調査の概況(厚生労働省)

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