阿波踊りで血管も健康に 踊りながら健診 徳島赤十字病院
2011年7月 8日 16:58
 徳島の夏の祭りである「阿波踊り」(8月12日〜15日)に合わせて、徳島赤十字病院(徳島県小松島市)は、血管ドックと阿波踊り体験を組み合わせた健康診査「四国路徳島へ“踊る血管”の旅」をスタートする。
阿波踊りは動作に調整のきく有酸素運動
 動脈硬化により引き起こされる脳梗塞、狭心症、心筋梗塞、高血圧などの病気は、血管の狭窄が起こり、心臓の筋肉に血液の供給が減る、または血液の供給が途絶え発症する。「これらは早期発見で予防と治療が可能。動脈硬化健診を受け、血管をチェックし、早期発見することが重要」と同病院では強調している。

 この健診でユニークなのは、阿波踊り体験も健診の一部に含めていること。「運動時は、心臓に必要な酸素が増えるため、細くなった血管では十分な酸素の供給が追いつかない。健診では踊りながらのホルター心電図を計測し、運動のために十分な酸素が心臓に運ばれているか、また危険な不整脈の出現がないかもチェックする」としている。

 阿波踊りは動作の緩急を調整しながら行える有酸素運動。体重コントロールや内臓脂肪を減らすためにも有酸素運動は有効だ。同病院では「阿波踊りを続けている人の中には、足腰が丈夫なだけでなく、血管が丈夫で健康な人が多いと感じている。体調にあった踊り方の指導の下、心電図検査をしながら、気持ちよく汗をかいてもらいたい」としている。

 健診は2コースあり、いずれも循環器ドックに、阿波踊り体験を取り入れた。「コース1」では、徳島日赤連の医師や看護師といっしょに阿波踊りを、徳島市内演舞場で踊れる。「コース2」では、有名連の阿波踊りを見て、市内の阿波踊り会館で有名連の阿波踊りを見学し、阿波踊りを体験できる。

 「コース1」は阿波踊り開催期間の8月12日、「コース2」は8月、9月、10月の毎週木曜日に実施する。いずれも午後1時から翌日の午前11時までで、料金6万9,000円(税込)。健診実施日の2週間前までの予約が必要。

 健診では、同病院の循環器専門医が診察する。徳島赤十字病院は高度救命救急センターに指定されており、循環器治療では日本でトップクラスの実績がある。「動脈硬化が主原因となる脳卒中や心臓病、高血圧など生活習慣病は、自覚症状がほとんどなく、症状が突然に起きた時にはもう手遅れという場合も多い。予防と早期発見に勝る治療はないので、ぜひ循環器専門医による健診を受けてほしい」としている。

徳島赤十字病院

© 2014 Soshinsha.
掲載記事・図表の無断転用を禁じます。

「なぜ運動が良いのか」メカニズムを解明 筋肉ホルモンが心臓を保護 2018.10.03
サッカーで糖尿病を予防 サッカーは骨を丈夫にできる最適な運動 2018.10.02
加齢や健康について周囲に話せるシニアは「幸せ度」が高い 意識調査 2018.10.02
乳がんの新たな検査法を開発 マンモグラフィーの欠点を克服 神戸大 2018.10.02
【9/10〜9/16は自殺予防週間】SNS(LINE・チャット)相談できます! 2018.09.13
「ミドリムシ」の成分が血糖値の上昇を抑制 期待できる健康効果 2018.09.13
糖尿病患者さんに向けて「血糖トレンド」啓発キャンペーンを始動 2018.09.06
「コーヒーは健康に良い」は本当か 何杯までなら飲んで良いのか? 2018.08.30
「第4回がん撲滅サミット」を11月18日(日)に東京ビッグサイトで開催 2018.08.30
介護予防に効果がある「百歳体操」の動画 大阪市が吉本興業と共同制作 2018.08.30
簡単な体力テストで糖尿病リスクが判明 握力やバランス感覚が重要 2018.08.24
「社会的な孤立」「閉じこもり」は危険 高齢者の死亡リスクが2倍超に 2018.08.07
「介護離職」が年間に9.9万人 働きながら介護は346万人 「介護離職ゼロ」の目標遠く 2018.08.07
世界の8.5億人が「腎臓病」 腎臓病の恐ろしさを知らない人が大半 2018.07.20
【健やか21】避難所生活で健康に過ごすための注意点(厚労省) 2018.07.20
「入浴」に健康増進のプラス効果 週5回以上の入浴が心血管を保護 2018.07.20
【健やか21】平成30年度 家族や地域の大切さに関する作品コンクール 2018.07.17
「熱中症」と「エコノミークラス症候群」を予防する方法 被災地で緊急課題に 2018.07.17
子育て中の親のスマホ依存が子どもに悪影響 スマホを置いて対話を 2018.07.17
「超加工食品」がメタボ・糖尿病・がんのリスクを高める 保健指導にも影響 2018.06.28
作りおきに「食中毒」リスク 冷蔵庫保管でも「においで判断」はNG 2018.06.28
「笑い」が糖尿病やメタボ、がんを改善 よく笑うと健康効果を得られる 2018.06.06
「ミドリムシ」からメタボを改善する成分 「痩せるホルモン」を促進 2018.06.06
乳がんと大腸がんを尿検査で早期発見 簡便ながん検査を実用化 2018.05.02
糖尿病の発症前に「慢性腎臓病」(CKD)は悪化 検査で早期発見を 2018.05.02
【連載紹介】何をどう食べるか―体験から得た震災時の食の"知恵袋" 2018.05.02
「プロポリス」が認知機能の低下を抑制 7年間の国際研究で判明 2018.04.27
【健やか21】平成30年度「児童虐待防止推進月間」の標語を募集します! 2018.04.27
夏の夜は「心筋梗塞」の増加に注意 季節の日照時間によって発症に差 2018.04.26
糖尿病リスクは「雨」? 久山町研究の成果で「ひさやま元気予報」 2018.04.19
Copyright ©1998-2013 Soshinsha.
掲載記事・図表の無断転用を禁じます。
日本臨床内科医会プロジェクト
大人の健康生活ガイド facebook
更新情報配信中!
あなたの年代の“平均余命”
知っていますか??
お住まいの地域の「健康リスク」
“死因別死亡率”
病気別ガイド - 原因・症状・対策 -
あなたの脳は大丈夫?

第11回 読み書き「難読漢字・花偏」

難読漢字の読みに挑戦する問題です。何故そのような漢字になったのか調べてみるのも脳の活性化につながります。(2013/2/20)

 続きはこちら