年末・年始に失敗しないコツ 上手に乗り切るための7ヵ条
2012年12月13日 14:49
 年末・年始の休日は、家族や親戚、仲間が集まり、リラックスして過ごす機会が多くあるが、忘年会や新年会、クリスマスパーティーなどが続き、ふだんの生活スタイルを維持するのは難しくなる。そのため食事や運動などに偏りが出てきたり、余分なストレスをためこむおそれがある。

 米国疾病予防管理センター(CDC)は、年末・年始のホリデーシーズンの注意事項を公開している――

1 年末・年始にどう過ごすか、計画を練る

 年末・年始は生活が不規則になりがちです。事前に「いつ・どこで・何をするか」という予定を、カレンダーに書き留めておくと、健康的な食事や運動のための時間を確保できるようになります。

2 ストレスをためこまない

 ストレスは不安や睡眠障害、血圧の上昇など、好ましくない影響をもたらします。糖尿病や高血圧症の人にとっては、血糖や血圧のコントロールに悪影響が出てくるおそれがあります。
 ふだん通りの食事を続けられなくなったり、アルコールを飲みすぎたり、運動不足が続くことも、ストレスの原因になります。
 年末・年始の休暇には、想定外の用事が入りかえって忙し、さらに生活が乱れやすくなることがあります。年末・年始にやらなければならない予定を作りすぎないようにし、余裕をもって計画をたてましょう。

3 運動を続ける

 運動や身体活動は自然なストレス解消法になります。血糖コントロールや血圧コントロールにもつながり、健康上の利便はたくさんあります。休日に不規則な生活が続く場合でも、運動のための時間を確保したいものです。30分の適度な運動を、週に5日行うのが理想です。カレンダーには、運動をする予定も書きとめておきましょう。

 寒い冬に安全・効果的に運動をするためには、いくつかのコツがあります。

 運動を続けるために、「30分のウォーキングを毎日続ける」といった目標を決めたり、いっしょに運動をする仲間をつくり励ましあったり、家族といっしょにウォーキングしたり、冬でも利用できる体育館やジムを確保するなどして対策しましょう。

4 食事はシンプルに健康的に

 休日にいろいろな予定が入ると、食事が単調になりがちで、外食や中食の頻度も増えます。健康的な食事のためには、自宅で食事の支度をするのがベストですが、それが無理な場合は、台所に健康的な食品を置いておきましょう。カット野菜や低脂肪の乳製品、精白されていない米や全粒粉のパンなどです。

5 朝食を抜かない

 朝食をしっかりとることで、その日の3食の食欲をコントロールできるようになります。逆に朝食を抜いて空腹でいると、どか食いにつながります。1日に摂取するカロリーの3分の1は朝食でとるようにしましょう。

6 急いで食べないようにする

 食事をゆっくりとることで、味わいが増し満足感を得やすくなります。どんな食品をどれだけ必要かを理解する手助けにもなります。

7 アルコールに注意

 アルコール類にもカロリーがあり、飲み過ぎは肥満につながります。アルコールには食欲を増進する作用があり、この時期は高カロリーの食事が増えやすいので、相乗的に悪影響があらわれます。糖尿病の治療を受けている人は、アルコールにより低血糖の危険性が高まるおそれがあります。アルコールを飲む場合は、上限を決めて飲みすぎないようにしましょう。
 「節度ある適度な飲酒」の上限は、純アルコール換算で「1日平均20g程度」です。これは、ビールは中瓶1本(500mL)、清酒は1合(180mL)に相当します。

It's Turkey Time: Safely Prepare Your Holiday Meal(米国疾病予防管理センター)

© 2014 Soshinsha.
掲載記事・図表の無断転用を禁じます。

「なぜ運動が良いのか」メカニズムを解明 筋肉ホルモンが心臓を保護 2018.10.03
サッカーで糖尿病を予防 サッカーは骨を丈夫にできる最適な運動 2018.10.02
加齢や健康について周囲に話せるシニアは「幸せ度」が高い 意識調査 2018.10.02
乳がんの新たな検査法を開発 マンモグラフィーの欠点を克服 神戸大 2018.10.02
【9/10〜9/16は自殺予防週間】SNS(LINE・チャット)相談できます! 2018.09.13
「ミドリムシ」の成分が血糖値の上昇を抑制 期待できる健康効果 2018.09.13
糖尿病患者さんに向けて「血糖トレンド」啓発キャンペーンを始動 2018.09.06
「コーヒーは健康に良い」は本当か 何杯までなら飲んで良いのか? 2018.08.30
「第4回がん撲滅サミット」を11月18日(日)に東京ビッグサイトで開催 2018.08.30
介護予防に効果がある「百歳体操」の動画 大阪市が吉本興業と共同制作 2018.08.30
簡単な体力テストで糖尿病リスクが判明 握力やバランス感覚が重要 2018.08.24
「社会的な孤立」「閉じこもり」は危険 高齢者の死亡リスクが2倍超に 2018.08.07
「介護離職」が年間に9.9万人 働きながら介護は346万人 「介護離職ゼロ」の目標遠く 2018.08.07
世界の8.5億人が「腎臓病」 腎臓病の恐ろしさを知らない人が大半 2018.07.20
【健やか21】避難所生活で健康に過ごすための注意点(厚労省) 2018.07.20
「入浴」に健康増進のプラス効果 週5回以上の入浴が心血管を保護 2018.07.20
【健やか21】平成30年度 家族や地域の大切さに関する作品コンクール 2018.07.17
「熱中症」と「エコノミークラス症候群」を予防する方法 被災地で緊急課題に 2018.07.17
子育て中の親のスマホ依存が子どもに悪影響 スマホを置いて対話を 2018.07.17
「超加工食品」がメタボ・糖尿病・がんのリスクを高める 保健指導にも影響 2018.06.28
作りおきに「食中毒」リスク 冷蔵庫保管でも「においで判断」はNG 2018.06.28
「笑い」が糖尿病やメタボ、がんを改善 よく笑うと健康効果を得られる 2018.06.06
「ミドリムシ」からメタボを改善する成分 「痩せるホルモン」を促進 2018.06.06
乳がんと大腸がんを尿検査で早期発見 簡便ながん検査を実用化 2018.05.02
糖尿病の発症前に「慢性腎臓病」(CKD)は悪化 検査で早期発見を 2018.05.02
【連載紹介】何をどう食べるか―体験から得た震災時の食の"知恵袋" 2018.05.02
「プロポリス」が認知機能の低下を抑制 7年間の国際研究で判明 2018.04.27
【健やか21】平成30年度「児童虐待防止推進月間」の標語を募集します! 2018.04.27
夏の夜は「心筋梗塞」の増加に注意 季節の日照時間によって発症に差 2018.04.26
糖尿病リスクは「雨」? 久山町研究の成果で「ひさやま元気予報」 2018.04.19
Copyright ©1998-2013 Soshinsha.
掲載記事・図表の無断転用を禁じます。
日本臨床内科医会プロジェクト
大人の健康生活ガイド facebook
更新情報配信中!
あなたの年代の“平均余命”
知っていますか??
お住まいの地域の「健康リスク」
“死因別死亡率”
病気別ガイド - 原因・症状・対策 -
あなたの脳は大丈夫?

第11回 読み書き「難読漢字・花偏」

難読漢字の読みに挑戦する問題です。何故そのような漢字になったのか調べてみるのも脳の活性化につながります。(2013/2/20)

 続きはこちら