「健康な食事」認証マーク コンビニ弁当や惣菜を3色で表示 厚労省
2014年11月21日 20:10
 厚生労働省は、炭水化物やタンパク質など必要な栄養素の摂取基準を満たしたコンビニエンスストアやスーパーの弁当、惣菜などを「健康な食事」として認証し、表示できるマークを選定した。

 これは、6日に開かれた厚生労働省の検討会で決まったもので、生活習慣病の予防や改善につなげようと1回の食事で必要な栄養素について基準を定めた。

 「主食」は黄色、「主菜」は赤色、「副菜」を緑色で表し、3色を組み合わせることで栄養バランスの良い食事を取ることができるようにした。近くマークを使う際のガイドラインを作り、2015年度に運用を始める。

 「健康な食事」認証マークの対象となるのは、市販される調理済みの食品。主食など分野別にエネルギーの上限を設け、必要な栄養素や食塩量などを定めた。

 1食当たりのエネルギーを650kcal未満、食塩3g未満に抑えるよう求めた上で、以下のように定めている。

(1)黄色 料理I(主食)

精製度の低い米や麦等の穀類を利用した主食

300kcal未満(40〜70g)の「炭水化物」を含む。精製度の低い穀類が2割程度含まれる。ただし、精製度の低い穀類の割合が多い場合は、1日1食程度の摂取にとどめる。

(2)赤色 料理II(主菜)

魚介類、肉類、卵類、大豆・大豆製品を主材料とした副食

250kcal未満(10〜17g)の「タンパク質」を含む。

(3)緑色 料理III(副菜)

野菜(いも類、きのこ類・海藻類も含む)を使用した副食

150kcal(100〜200g)の「緑黄色野菜」を含む2種類以上組み合わせる。

 弁当1食単位に加え、1品目ごとでも認証される。例えばおにぎりやパンなら主食を表す黄色部分のみ、魚のフライや鶏肉の空揚げなら主菜の赤色部分だけ色をつけたマークを表示できる。

 黄色と赤色だけのマークの弁当に、自分で緑色表示のサラダを加えるなど、3色を上手に組み合わせれば「健康な食事」になる。

 なお、牛乳・乳製品はカルシウムやアミノ酸の摂取源となり、果物にはビタミンやミネラルが豊富に含まれるが、それぞれ単独で摂取することが多いので、主菜や副菜として扱わないことにした。

 また、菓子や嗜好飲料、アルコールは、主食・主菜・副菜に含まれず、生活習慣病との関連があるので、積極的な摂取を勧めていない。

 製造販売業者は来年4月から、基準を満たした商品にマークをつけることができる。健康計測機器メーカー「タニタ」の管理栄養士や、コンビニ大手ローソンらが、専門家として検討してきた。

日本人の長寿を支える「健康な食事」のあり方に関する検討会(厚生労働省)

© 2014 Soshinsha.
掲載記事・図表の無断転用を禁じます。

「なぜ運動が良いのか」メカニズムを解明 筋肉ホルモンが心臓を保護 2018.10.03
サッカーで糖尿病を予防 サッカーは骨を丈夫にできる最適な運動 2018.10.02
加齢や健康について周囲に話せるシニアは「幸せ度」が高い 意識調査 2018.10.02
乳がんの新たな検査法を開発 マンモグラフィーの欠点を克服 神戸大 2018.10.02
【9/10〜9/16は自殺予防週間】SNS(LINE・チャット)相談できます! 2018.09.13
「ミドリムシ」の成分が血糖値の上昇を抑制 期待できる健康効果 2018.09.13
糖尿病患者さんに向けて「血糖トレンド」啓発キャンペーンを始動 2018.09.06
「コーヒーは健康に良い」は本当か 何杯までなら飲んで良いのか? 2018.08.30
「第4回がん撲滅サミット」を11月18日(日)に東京ビッグサイトで開催 2018.08.30
介護予防に効果がある「百歳体操」の動画 大阪市が吉本興業と共同制作 2018.08.30
簡単な体力テストで糖尿病リスクが判明 握力やバランス感覚が重要 2018.08.24
「社会的な孤立」「閉じこもり」は危険 高齢者の死亡リスクが2倍超に 2018.08.07
「介護離職」が年間に9.9万人 働きながら介護は346万人 「介護離職ゼロ」の目標遠く 2018.08.07
世界の8.5億人が「腎臓病」 腎臓病の恐ろしさを知らない人が大半 2018.07.20
【健やか21】避難所生活で健康に過ごすための注意点(厚労省) 2018.07.20
「入浴」に健康増進のプラス効果 週5回以上の入浴が心血管を保護 2018.07.20
【健やか21】平成30年度 家族や地域の大切さに関する作品コンクール 2018.07.17
「熱中症」と「エコノミークラス症候群」を予防する方法 被災地で緊急課題に 2018.07.17
子育て中の親のスマホ依存が子どもに悪影響 スマホを置いて対話を 2018.07.17
「超加工食品」がメタボ・糖尿病・がんのリスクを高める 保健指導にも影響 2018.06.28
作りおきに「食中毒」リスク 冷蔵庫保管でも「においで判断」はNG 2018.06.28
「笑い」が糖尿病やメタボ、がんを改善 よく笑うと健康効果を得られる 2018.06.06
「ミドリムシ」からメタボを改善する成分 「痩せるホルモン」を促進 2018.06.06
乳がんと大腸がんを尿検査で早期発見 簡便ながん検査を実用化 2018.05.02
糖尿病の発症前に「慢性腎臓病」(CKD)は悪化 検査で早期発見を 2018.05.02
【連載紹介】何をどう食べるか―体験から得た震災時の食の"知恵袋" 2018.05.02
「プロポリス」が認知機能の低下を抑制 7年間の国際研究で判明 2018.04.27
【健やか21】平成30年度「児童虐待防止推進月間」の標語を募集します! 2018.04.27
夏の夜は「心筋梗塞」の増加に注意 季節の日照時間によって発症に差 2018.04.26
糖尿病リスクは「雨」? 久山町研究の成果で「ひさやま元気予報」 2018.04.19
Copyright ©1998-2013 Soshinsha.
掲載記事・図表の無断転用を禁じます。
日本臨床内科医会プロジェクト
大人の健康生活ガイド facebook
更新情報配信中!
あなたの年代の“平均余命”
知っていますか??
お住まいの地域の「健康リスク」
“死因別死亡率”
病気別ガイド - 原因・症状・対策 -
あなたの脳は大丈夫?

第11回 読み書き「難読漢字・花偏」

難読漢字の読みに挑戦する問題です。何故そのような漢字になったのか調べてみるのも脳の活性化につながります。(2013/2/20)

 続きはこちら