日本生活習慣病予防協会
健康食品33製品から医薬品成分 厚労省調査
2009.08.25
 厚生労働省は「2008年度無承認無許可医薬品等買上調査」の結果を公表し、健康食品31製品からシルデナフィルなどの含有が認められない医薬品成分を検出されたと公表した。医薬品成分が検出された製品を取り扱う業者などに対し、販売中止、回収などの指示を行っている。

 調査は、強壮用健康食品、痩身用健康食品、脱法ドラッグを対象に、昨年10月から11月に実施したもの。買上調査に参加希望のあった都道府県に健康食品など258製品の買い上げ業務を委託し、国立医薬品食品衛生研究所で医薬品成分などの分析を行った。

 強壮用健康食品については158製品のうち33製品から、シルデナフィルなどの医薬品成分を検出した。シルデナフィルは勃起不全改善薬であるバイアグラ錠の有効成分として承認されており、血管拡張、頭痛、動悸などの副作用がある。

 33製品中8製品は、カプセル基剤からタダラフィルが検出された。タダラフィルも勃起不全改善薬であるシアリス錠の有効成分として承認されており、頭痛、潮紅、ほてり、消化不良などの副作用がある。

 このほか、国内外で医薬品としては承認されていないが、シルデナフィルと同様の作用を示すホモシルデナフィル、ヒドロキシホモシルデナフィル、類似の化学構造を有するアミノタダラフィルなども見つかった。

 痩身用健康食品については、72製品のうち医薬品成分の検出されたものはなかった。違法ドラッグについては、28製品のうち3製品から、薬事法で指定する指定薬物である5-MeO-EIPT、DOC、N-methyl-4FMPが検出された。

平成20年度無承認無許可医薬品等買上調査の結果について(厚生労働省)

(TERA)  
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