[東京都] 男は30歳、女は50歳から肥満が増える
2007年12月21日 14:22
 東京都は「2006年都民健康・栄養調査」の結果を発表した。‘メタボリックシンドローム’という言葉を認知している人は9割以上、運動する意欲のある人は8割近くと、生活習慣改善への関心の高さが示された一方で、脂肪エネルギー比率が高い、適切な運動を習慣として続けている人は2割など、実際の行動に反映できていない実情が浮き彫りになった。

 調査は676世帯の都民を対象に行った。都は調査の結果を「東京都健康推進プラン21後期5か年戦略」に反映し、2008年度からの生活習慣病対策に活用したいとしている。

肥満は男性では30歳代から、女性では50歳代から増える
 男性の肥満は30歳代から増加する。40歳以上では、肥満指数(BMI)25以上の肥満で腹囲が85cm以上の人は30%、腹囲のみ85cm以上の人は25%だった。
 女性の肥満は50歳代から増加し、60歳代では、BMI25以上か腹囲90cm以上の肥満にあてはまる人は37%だった。

ほとんどの人がメタボを認知
 メタボリックシンドロームの内容を知っている人の割合は男女平均で61%、聞いたことがある人は30%だった。9割以上の人がメタボリックシンドロームという言葉を認知している。

腹囲を測定した人は3割
 腹囲をコントロールするために、食事や運動などの生活習慣に気を付けている人は59%と過半数に上ったが、1年間に腹囲を測定したことがある人は32%と半数に減る。

食事バランスガイドの普及はいまひとつ
 食事バランスガイドを見たことがある人の割合は、男性19%、女性39%だった。2005年の男性8%、女性16%に比べ増えた。

食生活改善には関心ある
 「食生活改善の意欲がある」という人は、男性40%、女性49%だった。1999年の男性30%、女性43%に比べ増えた。

栄養バランスとエネルギーの調整は簡単ではない
 摂取した総エネルギーのうち脂肪によるエネルギーの割合を表した脂肪エネルギー比率は、20〜40歳代の平均は28.1%だった。適正比率は20〜25%とされており、脂肪をとりすぎている傾向がある。また、1日の野菜摂取量は317gで、目標である350gより少ない。働き盛り世代の男性では、6割の人が昼食で外食を利用している。

運動したいが、なかなか実行できず
 76%は「運動する意欲がある」と考えているが、適切な運動量を知っている人は42%、適切な運動量が十分に習慣化している人は19%と低かった。
 また、89%は「適切な生活活動を実行する意欲がある」と考えているが、適切な生活活動量を知っている人は50%、適切な生活活動が十分に習慣化している人は32%だった。

「平成18年都民健康・栄養調査」速報(東京都)

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