研究・開発につながる調査統計データや研究情報に関するニュースを配信します。
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2021年01月05日ウォーキングポイント参加で高血圧の発症者が減少-横浜市など調査 医療・健康行政
横浜市の健康促進事業「よこはまウォーキングポイント」に3年連続参加している60歳以上の人は、参加していない人に比べて高血圧の新規発症率が12.3%低かったことがこのほど分かった。
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2021年01月05日運動・身体活動をより増やして、座りがちの時間はより少なく WHOが新しい「運動ガイドライン」を発表 医療・健康
世界保健機関(WHO)が、「運動・身体活動と座りがちな行動に関するWHOガイドライン」を発表した。新しいWHOガイドラインでは、子供・若者・成人・高齢者をターゲットに、それぞれ推奨される運動量(頻度、強度、時間)を示し、妊娠中・産後の女性、糖尿病などの慢性疾患のある人に向けても、運動の目安をはじめて示した。
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2020年12月01日腸内フローラが「睡眠の質」に影響 腸内環境と脳は相互に作用 食事で睡眠を改善できる可能性 医療・健康
筑波大学などは、腸内フローラ(腸内細菌叢)が睡眠の質に影響している可能性があるという研究を発表した。腸内環境と脳機能は相互に作用しあっており、食事スタイルが腸内に生息する細菌叢や日内変動のバランスにも影響しているという。「食事で腸内環境を調整することは、⼼⾝の健康のためにも重要」としている。
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2020年12月01日「循環器病対策推進基本計画」を決定 健康寿命の3年延伸と循環器病死亡率の減少を目指す 医療・健康
政府は10月27日に、今年度から3年間の循環器病対策に関する基本的方向性を示した「循環器病対策推進基本計画」を閣議決定した。これは「健康寿命の延伸等を図るための脳卒中、心臓病その他の循環器病に係る対策に関する基本法」に基づき策定されたものだ。
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2020年11月02日糖尿病と認知症の関連はHbA1cレベルにより異なる HbA1c低値群は低リスク 医療・健康
糖尿病であっても血糖管理によって認知症のリスクを抑制できる可能性を示すデータが報告された。症例対照研究においてHbA1cで層別化し追跡した結果、アルツハイマー病、血管性認知症、非血管性認知症のいずれにおいても、HbA1c低値群は低リスクだったという。研究の詳細は、英グラスゴー大学のCarlos Celis-Morales氏らが、欧州糖尿病学会(EASD2020、9月21日~25日)で報告した。
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2020年11月02日日本の高齢者のインフルエンザなどの予防接種率は低い 「プライマリ・ケア」が充実すると接種率は向上 医療・健康
「必要なときに幅広い内容の相談ができる」など、プライマリ・ケアで受けているサービスが充実している患者ほど、インフルエンザおよび肺炎球菌予防接種の接種率が高いことが明らかになった。 研究は、横浜市立大学が、「プライマリ・ケア」を受診した65歳以上の高齢者1,000人を対象に調査したもの。
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2020年10月01日世界の4億6300万人が糖尿病 糖尿病の50%以上は予防が可能 医療・健康HAMIQ
「世界糖尿病デー」が、国際糖尿病連合(IDF)が中心となり、11月14日に開催される。160ヵ国以上の10億人以上の糖尿病とともに生きる人々と医療従事者が対象だ。 世界糖尿病デーの2020年のテーマは「糖尿病と看護師」だ。
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2020年10月01日高齢者のフレイル対策に「遠赤外線低温サウナ」が効果的 冷えや痛み、活動量などを改善 医療・健康HAMIQ
東京都健康長寿医療センターは、運動を行うことが困難な高齢者のフレイル対策として、「遠赤外線低温サウナプログラム」が効果的であることを確かめた。 1回15分のサウナ浴を週2回行うことで、フレイルの程度を改善できるという。
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2020年09月02日心不全は毎年1万人ずつ増加 心臓からのSOSを見逃さない 「心不全パンデミック」を回避 医療・健康
「心不全」とは心臓の働きが徐々に低下する状態。心不全の患者数は増えており、日本でも「心不全パンデミック」が起こるのではないかと危惧されている。心不全や、心臓からのSOSを正しく理解できている人は、実際には少ないという調査結果が発表された。産官学で心不全に取り組む試みも始められている。
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2020年09月01日肺の生活習慣病「COPD」は生活の質(QOL)を悪くする 禁煙すれば悪化を半分に減らせる 医療・健康
肺の生活習慣病とも呼ばれる慢性閉塞性肺疾患(COPD)は、生涯にわたり患者の生活の質(QOL)を悪くするが、禁煙によりQOLの悪化の速度を半分に減らせることが、千葉大学大学院薬学研究院と慶応大学医学部の研究グループによって明らかになった。「喫煙者への禁煙指導が重要であることがあらためて示されました」と、研究者は述べている。