研究・開発につながる調査統計データや研究情報に関するニュースを配信します。
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2018年02月02日ヘルスケア領域のソーシャルインパクトボンド導入ノウハウ集を作成〜日本総研 医療・健康企業地域
日本総合研究所(東京都品川区)はこのほど、ヘルスケア領域において、地方公共団体がソーシャルインパクトボンド(Social Impact Bond、以下「SIB」)を導入するポイントをまとめ、『地方公共団体向けヘルスケア領域におけるソーシャルインパクトボンド導入ノウハウ集』として公表した。国内での先行事例である神戸市と八王子市の経験をふまえ、実務に即した内容でSIB導入のノウハウを伝えている。
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2017年11月01日「買物弱者」問題は深刻 700万人に増加 対策事業の半数以上が赤字 介護・福祉企業行政
高齢者が日常の生活用品の購入などにも困難をきたす「買物弱者」への対策が大きな社会問題となっている。買物弱者対策を新たなビジネスチャンスと受け止め、民間業者の参入も目立つようになったが、事業の半数以上が赤字という調査結果を総務省が発表した。
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2017年10月02日うつ病を「インスタグラム」の投稿写真から早期発見 医療・健康企業
70%の精度で特定 気持ちがブルーになっているときは、ソーシャルメディアに投稿する画像もブルーの色調が強くなる。気持ちが暗くなっているときは、投稿画像も暗いグレーが強くなりがちになる――うつ傾向と身体的な言語や行動は一致しやすいことが精神医療の分野で知られているが、ソーシャルメディアではそれが明確にあらわれやすいという研究が発表された。
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2017年06月01日糖尿病の治療と仕事の両立 連携して治療をサポート 働き方改革に前進 医療・健康企業行政
働き盛りの世代で糖尿病は増えている。仕事を優先させて糖尿病の治療をおろそかにしないために、医療や労働の環境で実施する具体的な対策が考えられている。
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2017年05月01日リハビリ支援ロボットを臨床に導入 脳卒中による下肢麻痺を支援 医療・健康介護・福祉企業
トヨタ自動車はこのほど、脳卒中などによる下肢麻痺のリハビリテーション支援を目的としたロボット「ウェルウォーク WW-1000」のレンタルを2017年秋から開始すると発表した。
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2017年04月19日「遠隔診療」活用に未治療者の過半数が積極的 「治療の継続が楽に」 医療・健康企業地域
「遠隔診療」活用に未治療者の過半数が積極的 「治療の継続が楽に」 日本医療政策機構は「2016年医療ICTに関する世論調査」の結果を発表した。未治療群の過半数が、予防的な相談や症状が安定している相談の場合、「遠隔診療」の活用について前向きに考えていることが分かった。遠隔診療を活用したい理由は「通院の手間が削減され、治療の継続が楽になるから」(58%)が多かった。
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2017年03月15日特定健診受診者の6割が「血圧」「脂質」「血糖」リスクあり 270万人を調査 医療・健康企業地域
2014年度に特定健康診査(特定健診)を受診した健保組合被保険者(40~74歳)の6割が「血圧」「脂質」「血糖」の何らかのリスクをもっており、リスクのある人では本態性(原発性)高血圧症がもっとも多く、生活習慣病関連疾患が上位を占める――健康保険組合連合会(健保連)の調査で最新の状況が明らかになった。
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2017年03月01日「FreeStyle リブレ」が1型糖尿病の低血糖時間を短縮 Lancetに発表 医療・健康企業
最長14日の間、グルコース値を持続的に測定し、15分毎に自動記録できるフラッシュグルコースモニタリングシステム「FreeStyle リブレ」を用いると、通常の血糖自己測定に比べ、低血糖の回数が減り、1日の低血糖時間を約1.4時間短縮できることを示した研究が「Lancet」オンライン版に2016年9月12日付で掲載された。
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2017年02月15日糖尿病の悪化につながる「治療中断」 人工知能で予測し中断を防ぐ 医療・健康企業地域医療・健康レポート&トピックス
NTT(日本電信電話)と東京大学大学院、東京大学医学部附属病院は共同で、人工知能(AI)を用いて、患者の行動予測するモデルを開発した。患者の「受診中断」を予測し、医療従事者による効果的な支援につなげることを目指している。