研究・開発につながる調査統計データや研究情報に関するニュースを配信します。
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2019年07月01日高齢者の歯の喪失 糖尿病や骨粗鬆症があるとリスクが増加 教育歴や職歴も影響 医療・健康地域
歯の喪失は、噛む力が弱まることで、少食や偏食などによる栄養不良の原因となる。その結果、筋力が低下するなど虚弱になりやすく、高齢期における生活の質(QOL)を低下させる。喫煙習慣・糖尿病・骨粗鬆症があると、歯を喪失するリスクが上昇するという調査結果を、富山大学が発表した。
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2019年06月03日「糖尿病性腎症」の重症化予防を強化 自治体向けに手引きを作成 厚生労働省 医療・健康行政地域
厚生労働省は、「糖尿病性腎症重症化予防に関する事業実施の手引き」の公開を開始した。自治体が糖尿病性腎症の重症化予防に積極的に取り組むための具体的な手法を紹介している。
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2019年05月07日日本健康会議「健康スコアリング(2018年度版)の効果検証結果」を発表 医療・健康行政地域
日本健康会議はこのほど、2018年8月に厚生労働省と経済産業省と連携して健康保険組合などに送付した「健康スコアリングレポート」について、その効果を検証した結果を公開した。結果によるとコラボヘルスを実施している組合はスコアが高く、スコアリングについて経営層との共有状況も良い、などの特徴が見られた。
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2019年05月07日禁煙のメリットは体重増加のデメリットを上回る 糖尿病のコントロールも改善 医療・健康地域
5月31日は世界保健機関(WHO)が定めた「世界禁煙デー」。たばこをやめたくてもやめられないという人は多い。その理由のひとつは、禁煙後の体重増加だ。糖尿病がある人が禁煙すると、血糖コントロールを改善する最大の効果を得られるという研究も発表されている。
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2019年04月01日佐賀のNPO法人が『教師のための2型糖尿病対応マニュアル』を作成 医療・健康地域
NPO法人「日本IDDMネットワーク」(佐賀市)はこのほど、『教師のための2型糖尿病対応マニュアル』を作成し、公表した。 2型糖尿病の児童・生徒にどのような対応をすればよいのか、注意すべき点は何か、といった教員の疑問や悩みにこたえる内容となっている。
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2019年03月01日厚労省が配食事業の栄養管理に関するガイドラインを踏まえた参考事例集を公表 医療・健康行政地域
高齢化が進む中、自宅で暮らす高齢者が適切な栄養を取って健康に過ごせるよう、良質な配食事業のニーズが高まっている。 国は2017年3月、配食事業者向けの「地域高齢者等の健康支援を推進する配食事業の栄養管理に関するガイドライン」(以下、ガイドライン)を公表。地域高齢者の健康支援を目的に、配食事業の栄養管理の在り方について整理したのは国として初めてのことだった。以来、ガイドラインの内容について普及・啓発が行われてきたが、さらなる啓発を図ろうと、このほど厚生労働省は取り組みの参考事例集をまとめ、公表した。
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2019年03月01日認知症の発症を予想する新たなマーカーを発見 久山町研究の成果 九州大学 医療・健康地域
九州大学は、認知症の発症を予想するための新たなマーカーを発見したと発表した。血液中に「sTREM2」と呼ばれるタンパク質が増えると、アルツハイマー病などの認知症のリスクが上昇することが、ゲノム解析技術の進歩により突き止められた。
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2019年01月30日「食物繊維」が糖尿病リスクを減らす インフルエンザの予防にも有用 医療・健康行政地域
食物繊維を十分にとる食事スタイルには、これまで考えられていた以上に多くのメリットがあることが、新たな研究で明らかになった。食物繊維は、2型糖尿病、心臓病、がんなどのリスク低下させるという。専門家は、1日に25〜29gの食物繊維を摂取することを勧めている。
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2018年12月03日野菜で糖尿病を克服 野菜の摂取を促す「みやぎベジプラス100」 医療・健康地域
宮城県では、20〜40歳代の県民の野菜の摂取量が、目標の1日350gに対し100g不足している。糖尿病やメタボリックシンドロームの割合も全国より高い水準にある。そうした現状を打破しようと、県は野菜の摂取と減塩を促すはじめてのキャンペーン「みやぎベジプラス100&塩eco」を開始した。全県で栄養士会や民間企業などと連携し、食生活の改善を呼びかけている。