研究・開発につながる調査統計データや研究情報に関するニュースを配信します。
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2018年01月09日小型で使いやすい「人工臓器」を開発 糖尿病マウスの実験は成功 医療・健康地域
インスリンの自律的に放出する機能をもった「人工膵臓」の開発に、名古屋大学と東京医科歯科大学の研究グループが成功した。機械的構造をもたず(エレクトロニクスフリー)、タンパク質も利用しない(タンパク質フリー)仕組みになっている。安価で安全性に優れた「人工膵臓」を実用化できる可能性がある。
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2018年01月09日尿1ミリリットルで「がん診断」 簡単な検査でがんを早期発見 医療・健康地域
尿1ミリリットルから、肺や膵臓など5種のがんを特定する技術を発見したと、名古屋大学や国立がん研究センター研究所などの研究チームが、発表した。尿中にあるマイクロRNAと呼ばれる微小な物質を調べることで、体を傷つけることなく、がんの診断や特定ができる可能性がある。
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2017年12月01日血液検査で「9割」のがんを判別 膵臓、大腸、前立腺、乳、子宮体がん 医療・健康地域
千葉県がんセンターなどの研究チームは、血中に微量に含まれる元素17種類の濃度を測定することで、90%近い確率でがんを早期に診断できる方法を発見したと発表した。
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2017年12月01日「健康づくり運動ポイント制度」で健康長寿を促進 和歌山県 医療・健康地域
和歌山県は、個人や自治会などで登録すると運動量に応じてポイントがもらえる「健康づくり運動ポイント制度」を10月1日に開始した。(1)運動、(2)社会参加、(3)食事を「健康長寿」の3原則とし、県民の参加を促している。
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2017年11月01日日本人の最大規模の「バイオバンク」を構築 長寿医療研究センターなど 医療・健康介護・福祉地域
東北大学東北メディカル・メガバンク機構(ToMMo)と国立長寿医療研究センター(NCGG)は、超高齢化社会を迎えている日本人の健康寿命の延伸に向けた共同研究を開始したと発表した。この共同研究により超高齢社会における健康寿命の延伸を目指すという。
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2017年09月01日採血なしに血糖値を測定する技術を開発 最先端レーザー技術を応用 医療・健康地域
量子科学技術研究開発機構は、採血なしに血糖値を測定する技術を開発したと発表した。同機構が得意とする最先端レーザー技術を応用し、中赤外レーザーを指にあてるだけで血糖値を測定するというもの。国際標準化機構(ISO)が定める測定精度を満たすことを確かめた。測定装置は手のひらサイズで、光を発するくぼみに指を置くと5秒で測れる。
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2017年09月01日人工知能(AI)で「保健指導」を支援 医療データを解析 広島大が開発 医療・健康地域
広島大学は、広島県の協力を得て、人工知能(AI)を使い、個々の自治体の特性に応じた自治体の保健師による保健指導モデルの立案を支援するシステムの開発を行うと発表した。
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2017年08月01日日本人3,554人の全ゲノム情報を解読に成功 日本人のゲノム医療に期待 医療・健康地域
東北大学などは、日本人のDNA配列の一塩基変異を約3,710万ヵ所明らかにしたと発表した。このうち72%以上は既存の国際データベースになく、日本人に特徴的な変異が多く含まれている。
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2017年07月03日世界の3人に1人が肥満か過体重 22億人の成人と子どもが太り過ぎ 医療・健康地域
世界人口のおよそ3分の1に相当する22億人の成人と小児で、肥満や過体重に関連する健康上の障害が起こるおそれがあり、死亡率も高まっていることが、新しい研究で明らかになった。